30代後半。
仕事に大きな不満はない。だが、確かな成長実感もない。
「このままで定年までいくのか?」
ふと、そんな現実的な問いが頭をよぎるようになりました。

30代後半の地方公務員として働く中で、その問いは次第に現実味を帯びていきました。

家族を持つ身として、感情的な決断はできない。

だからこそ、転職を”戦略的”に考える必要がありました。

本ブログでは、30代公務員がキャリアを再検討するための経験知を記録していきます。

なぜ30代後半で転職を考えたのか

30代後半に差し掛かったころ、異動による”リセット”がもったいなく感じるようになりました。

せっかく積み上げた専門性や関係性が数年ごとに手放される組織構造に、疑問を持つようになったのです。

また、仕事における成長実感も薄れていました。大きな失敗もなく安定している一方で、「このままでいいのか」という感情が芽生えていました。

加えて、外部との接点を持つ中で、自分の市場価値や可能性について考える機会が増え、視野が広がりました。

家族を持つ公務員が直面する現実

公務員の一番の特長は安定収入でしょう。これは間違いありません。

例えば、民間企業に転職した場合、この安定収入を手放す形になります。

まず、この点について自分自身が納得できるかどうかは一つの大きなポイントになります。

続いて、家族の理解。

特に配偶者のいる方については、自分以外の大切な方の理解を得ることが必要不可欠になってきます。

共有財産として、家や車をお持ちの場合はそれに掛かるローン等の固定費についてもケアが必要になります。

また、もし子どもがいらっしゃれば、今後の教育費についても長期的に考えていかねばなりません。

このように、安定収入を手放すということは、自分だけでなく家族の理解に加えて、経済的な面についてもある程度の見通しを考えておかねばなりません。

だからこそ、私は「勢い」ではなく「戦略」で考える必要がありました。

「感情」ではなく「戦略」で考えた

自分の社会人としての市場価値とはどの程度あるのか?

まずは、自分の市場価値を客観的に知ることから始めました。
転職エージェントに登録し、求人情報や年収相場を確認する。
すぐに辞めるのではなく、まずは「選択肢を持つ」ための準備を進めました。

このブログを読んでくれている方へ

私のように、自分のキャリアに悩める公務員の方は過去最高規模に達しているのではないでしょうか。

人手不足、転職市場の活性化、民間企業のワークライフバランス意識の向上といった10年以上前まででは考えられないほどに、社会状況は変化を続けてきております。

一方で、行政組織の旧態依然とした組織構造・就労環境がこの変化に順応できているとは考えにくい現状があります。

30代後半での転職は決して軽い決断ではありません。

しかし、感情ではなく戦略で考えれば、選択肢は見えてきます。

このブログでは、私の経験を踏まえながら、その具体的なプロセスを記録していきます。

「いつか」ではなく「今」 ー 。

あのときそう思って行動したからこそ、今の自分があると思っています。

あなたもまずは一歩、行動してみませんか?

このブログが、あなたのキャリアを“感情”ではなく“戦略”で再設計するきっかけになれば幸いです。